フィッ子

ディナミによる日々の糞と屁の集積所

penifikko

0516

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さかのぼるが、先週木曜日に芸術センターの(セレブレーション展の)ヒスロムの搬入の様子を見てきた。土曜から展示だというのに完成までまだ時間がかかりそうだった。展示はおそらく重量物はなさそうで、ポーランドでの活動を時系列に配したボード作成に苦労されていた。(現時点でまだ展示見れて無い。)昼だったので近場のイタリアンなラーメン屋について行って一緒に食ったがおれの食ったやつが親子丼の出汁のような甘い和風スープのラーメンで残念だった・・。

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モルタルを打ったでかい板に文字を転写していく地道な作業。山中スープレックスの方(名前忘れた)と肥後さんという京芸の学生さんがサポートされていた。肥後さんはめりすのことをうっすら知ってて、「写メで見たことあります。京芸には置いて無くて造形大にだけあるんですよね?」とわけのわからないことを仰っていた。写メで出回ってるのか・・。どういう閲覧方法なんだとうなだれつつ、京都だとジェットセットさんやDOMAさんに置いてると伝えておいた。「めりす作ってるやつは意地汚いニートのおっさんだぜ」と学内で言いふらしておいてくれと伝えた。すると

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俺のスマホに見知らぬ電話番号から着信があり留守電を聞くと昨日面接した玉造の会社だった。うーんと悩んだ末にとりあえずここで働くことに決め、電話を折り返した。ヒスロムの3人にもセレブレーション(!)してもらった。

※3人はまたポーランドに旅立ったようです。展示で配られているペーパーがとても良かった。物語絵巻のようだ。

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野村

同じく木曜日に植物園のやつ(生きられた庭)気になったので見に行ってた。(https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/19704)タイトルの日本語のゆがみが気になる。キュレーターのひとの足元のエアマックス720が輝いていたのと野村さんの作品がよかった。巨大な段ボールだった。4段あるやつが自然の重みで会期中にへしゃげてしまうということでおれの見た時点では中の2段は押しつぶされていた。

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この作品の写真を撮ってる白髪のじいさんがいておれが邪魔だったらしく「ちょっと兄さんどいて」とか言われて「なんや!!このじじい、偉そうに…」とか思ったがキュレーターの人がじじいを指さし「作者の野村さんです」と紹介し、じじいは帽子を脱いでぺこっと頭を下げていた。まじか。ヒヤヒヤした瞬間だった。(あと2秒遅かったら野村さんの首を締め上げてるところだった。)キュレーター(何人もいる)の案内は当たりはずれがあるのかもしれないが、作品の紹介よりもこの京都市植物園の特色や見るべきところなどの紹介が中心で、「作品については各々感じろ」的なことだった。案内図を見てもよくわからない、たどり着けない作品(音だけもの等)はキュレーターが居ないとイミフだった。ていうか、地図を見ながら作品を探して歩き回る観方は間違っているのかもしれない。植物園を見に行くのがメインであるべきで偶然歩いてて「よくわからないものに出会う」ほうが楽しそうだな。でもそんな悠長な時間も無いのが本音だし、だだっぴろい園内を地図片手に早足で歩くことしかできなかった。

 

身銭切り切り人