村おこし行ってきた
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吉田寮食堂
村おこし
先週東京でお世話になった高岡さんが
村屋の吉田寮食堂のイベント「村おこし」
を見に京都にやって来る、そして
スー笹島も村おこしを見に行くというので
俺もついて行くことにした。
(基本的には楽しかった!というよりも
体験してきた、楽しかったかどうかはまだ
判断し難いという感想です)
村屋に入ったことがなくよく知らないが
左京区のねちゃねちゃした汚い感じのイメージを増幅させた感じで、苦手だが行って見てみたい欲はあった
出町柳の駅降りてパンを買っていく
天候は雨降ったりやんだりで嫌な感じだった
ついて合流しモアレさんの流しのコーヒー屋
で泡盛コーヒーを飲んだけど
泡盛の配分によってはキツイ飲み物だった
みたいだがおれはするりと飲めたよ
中に入ると大量のヒッピーたちの熱気と
汗でありとあらゆるものが曇っていた。
会場内は裸電球が多く使われていて、クーラーがそもそもなく、空気の入れ替えがほぼされておらず、食べ物を温めたり調理もしているのでサウナ状態になっていてありとあらゆるものが汗にまみれていた。ヤマウトをもっと下世話にした感じだ。そして美味い。飯はどこもうまい。
Tシャツがみんな塩吹いていて真っ白だ
最近建て替えられた吉田寮食堂の内装は
すでに雑に扱われていてつらい。汚くてくさい。
天井とかが和室の感じだったがもう穴空いてた
ライブはもっさりしてた。以下感想
鹿児島の太鼓のバンドはしんどかった。ああいう和テイストのバンドが多かった。
ちゃんこポンチーは相撲甚句の価値を下げてた。お笑い向上委員会に出てくる力士芸人あかつみたいな感じだった
セップクピストルズはノれなかった。Tシャツを着たファンが多くその人気は不動のもの。音的には延々とまつり神輿のお囃子だった。京都には合わない感じもした(祇園祭の優雅なゆっくりした音ではなかった)
クーニーはむちゃくちゃ良かった。完璧に売れてもいいレベルだった。岡崎体育よりもノれるしギャグセンスあるし面白い。
(この時点で建物内の温度と湿度がとてつもないレベルでカバンの中にはパンと、濡れた折りたたみ傘と汗を拭いたタオルが入っていて、パンがカビるのは不可避だなと諦めた。)
その後アンチボディーズコレクティブを見たけどよくわからんノイズと吉田やすしの叫び声とあとよくわからんダンスでした。筋肉質な男女が絡み合ったりしていた。汗がすごい。みんな耐えながら見続けたけど結局よくわからないままでとにかく混沌としていた。最後終わり方だけはきっちりしていて少し感動した。さあ帰ろうとしたところで外からイーリャダス〜のカーニバル音が鳴り響き、「おお!これこれ」と思った…でもその音はすぐに止み、外での音出しが厳しい実情を垣間見た。西部講堂を追い出され吉田寮にたどり着いたのに狭く、自由が少ない実情とヒッピーたちもこのように全国から集まって団結しないとその存在が危ぶまれるほどに弱体しつつあるのかと思った。
ほかにムカついたこと
何度も足元に酒をこぼされたこと。みんなこぼしすぎだろ。あとモアレさん的な風貌のやつが多すぎだろ。ヒッピー風の人の定形があり、みんなそれに乗っかってる。何度もモアレ似の人間違えて話しかけそうになった。そしてすべてが汚すぎ。吉田寮へのリスペクト感があまりなくて大事に使わせてもらう感じじゃなかった。大学内の施設を都合よく拝借できるのもこれが最後になるんじゃないか。ゴミを捨てる、公共の場を掃除をするという人としての倫理的なルールが見受けられないのは致命的であり、当局からの信用を失うのではと思った。吉田寮ヒッピーカルチャーは当局に巣食う怠惰なアダルトチルドレン且つフニャモラ軍団で、長年積み重ねてきた実績と既成事実のようなものでできている。それはウトロや衣笠のダムに住み続ける住人たちのように時間の経過とともに強固になる。蓋をしてほったらかしにしてきた当局側にも責任があるが、どうせこの秋で吉田寮もきれいに片付けられるのであろう。
(帰宅後すぐにパンを冷蔵庫にぶち込んだ)