フィッ子

ディナミによる日々の糞と屁の集積所

penifikko

Office 8/17 その2

入ってすぐに見かけた人は黒のサルエルの時点でトイレット(ステータス)さんだなとうっすら気づいたが正直あまり顔は覚えてなかったので別人だったら赤っ恥(クイズ赤っ恥青っ恥世代)なので、声はかけられなった。(去年岡崎の能楽堂のす~笹島とフリチンさんが企画したイベントでトイレットさんとエメクリで一瞬絡んだのでした)フロア脇のPAのブース周りが鏡で囲まれてるので(己を見ることになるので)嫌だなと思いつつ前のほうへいくと博多Office軍の皆さんと思しき人が踊ってて皆黒ずくめで、服の色が黒で統一されてる感じだった。カラーでチームの属性をアピってるのかと思った。(あとでガーデンさんに聞くとたまたま黒い服の人が多かったらしい。ガーデンさんは事実、女児のパジャマだというテディベア柄の水色のシャツを着ていた)音は終始、ダークな、凶暴なエレクトロ、グライム、トラップみたいな怖いやつでDJの方々はヘッドフォンせずに波形だけでつなぐ人が多かった。こういう音みんな好きやなあとか思いつつジントニックに浮いたライムの欠片を噛みながらなんとなく踊っているとおれに気づいたガーデンさんが背中をポンと叩いてきた!おれも調子に乗ってガーデンさんの背中をポンと叩くと、あまりにもガチガチの筋肉質な体でびびった。(体脂肪ゼロに限りなく近い感じだった。)フロアは満杯になってきて見たことある人もちらほら居る。博多Office軍団の人気と実力をひしひしと感じた。酔った外人の女が「巻きたばこを巻いてもいい?亅と言ってきて何を言ってるのかよくわからなかった。どうやら巻き紙を少しの間持ってくれと言うことだった。甘い匂いがしてきた。おいおいこんな堂々と?と思ったが普通にココナッツの匂いののタバコだった…。(横にいたオボコ氏が優しく巻紙を持ってあげていた。)ガーデンさんは疲れてるのか器用に椅子を並べて寝だした。フロアで異彩を放っていたボンノウ(の躯)さんが「CIRCUSの外に出て落ち着きたいけど外に出たらまた入るときにドリンク代取られるからなー亅と言っててこれはひどいシステムだと思った。それだけ外でみんな飲みがちなのかね。自由に出入りしたいものだ。このシステムのおかげて俺も一切外に出ることなく、煙に燻され6時間過ごすことになった。

そうこうしていると丹後のナツキさんがライブ始まるとのことで前の方まで見に行った。(前にこのブログに書いたメトロで見たときのおれの感想が辛辣すぎると指摘されてて反省してます)前回見たときとまた違って見えた。よくよく考えると、曲を作って歌も歌って妖艶に踊って…とすべて自分でやられてるだけでもかなりゴイスなんやけど今回はフロアにむっちゃ降臨してきて歌い上げ踊りつつ、しまいには床にずりずりと這いずりまわる瞬間もあったのが気合入っててよかった…。
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最後のほうがよくわからん英語だけじゃなく日本語も歌詞に入っててエモかった。更にライブ後もステージ衣装のままフロアに居てて、そこが特に良かった。ソウジュ君にナツキさんを紹介されたがおれは恥ずかしくて逃げ回ってしまった。すいません。CIRCUSの箱と音響、そしてこの日の客は彼女のステージングにフィットしていた。(後ろに男をひとり置いて彼女のダンス、ステージングだけでも十分見れる感じした。)そのあとメトメさんのライブ。これまた良くて40分が一瞬で終わった。というのもストイックな4つ打ちだけで乗り切っててこの夜にこれだけ真摯な4つ打ちを鳴らしていたのはメトメさんだけだったから。終わったあと感想を直接言いたかったがライブ後全く姿が見えなくなってしまった。そのあとネットドラゴンさん、三人組のぶっとい男根を振り回すようなライブにしびれつつ、朝四時にガーデンさんが回し始めた。ようやく。ジャズ、ギャングスタラップ、ブックオフ音楽、環境音などがチャンポンされていて悪酔いのような空間になり、それまでの構築されてきたものをなぎ倒すようなのりに客もポカーンとしつつ、それでもだんだんわかってきてふわりふわりと踊れるいいDJだった…。美意識を感じた。途中でvjを照射していたプロジェクターが落下し、漆黒の闇になってしまったのも良かった。朝5時過ぎ、ほぼ定刻通りに終わり客電がすぐに点き、ガーデンさんは困惑していた。(まだずるずると続けられると思っていた)が、おれはもう眠さがピークで挨拶だけして帰ってしまった。地元の駅について駅の建物のスーパー地下の駐輪場にチャリを取りに行こうとしたが朝8時から開くということを忘れていて徒歩で30分かけて帰った。疲れ果て、泥のように眠りました。

身銭切り切り人