岡崎ツアー2018(閉)
そんで、キンブルで散財し、スーたちと別れた。彼らはまだ別のキンブルも寄るみたいだった。「達者でな」と一瞥をくべて俺は愛車にキーを差し込んだ。
車を走らせ、途中、道に迷いながらも、伊勢湾岸道、新名神からの名神高速。去年も来た大津PAでようやく遅い昼飯にありついた。おれは去年の夏に引き続いての油淋鶏定食。ぜきは肉肉カレー、積丹はかき揚げうどんを食べていた。かき揚げは数分でドロドロに溶けていた。ぜきのカレーは少なかったらしく、更にマクドでバーガーとシェイクも買っていた。
ここのPAは水が美味しい。もう眠い。疲れた。なぜか血迷って赤福餅を買った。
そして京都に到着するまでの間、いろいろこのツアーで経験したことを思い返してみた。羅列してみる。■岡崎はマクドもない街だがいいところだ。■固定ファンがついてることが一番強い。■わさび軍団は音は良かった。身内だけで成立していて部外の者に対しては冷たく感じた(寂しい)。有る程度知らないと楽しめないところもあった。■みんなシャイでお互いに話しかけるのを待っているだけにすぎないのかも。俺らも相当なシャイだから。■そもそもそんなこと言ってる場合じゃない。やるからには仲良くしないといけない。とがってかっこつけてもカッコつかない。■売上的には大損だったはず。フリちんさん今後も頑張ってほしい。■いろいろなジャンルの音に対してわかった気になるんじゃなくて無理してでも耐えないといけない。みんな本気でやってるのだから。■それにしても積丹トラップコーナーが楽しかったなあ…■おれもフットワーク軽くなりたい…■ひかりのラウンジは少し汚くなってて残念だった■シビコは悲しい建物だった。■どこに行っても何をしても前の女を思い出してしまった。■そんなおれに対してぎぼんに朝言われた言葉「あの子を解き放て!あの子は人間だぞ」を逡巡している。■
そんなこんなでした。岡崎ツアーおしまい。来てくださった皆様はありがとうございました。フリちんさんはじめひかりのラウンジの皆さん、企画のスー軍団もありがとうございました…
岡崎ツアー2018④
寺の駐車場は朝10時で満車で祈祷を受けられず、とにかく風呂に入りたい俺だが、あとの二人(ぜきと積丹)が「風呂はいらなくていいんじゃね?」とのたまうので、ま、いっかということで、豊田市美術館のアピチャポンとか志賀なおこ?とかの最終日の展示行きたいとか言ってたのに「それよりキンブル行かね?」とのことで、キンブルへ。途中で朝飯食いたくて、道の駅へ。みんなそこで土産を買った。日本酒、みそかつ用みそソース、みそかつ駄菓子みたいなやつ、あとイチゴ、チョコチップメロンパンラスク。積丹はシベリアを買っていた。宮崎の映画、風立ちぬで出てきたアレだ。風立ちぬは名古屋が舞台だったそうです。カステラとパンの間のような、素朴でさほど美味しくはなさそうだった。が、積丹とぜきは買ってた。ぜきは俺が散髪に行ってる間に唐揚げとパンか何かを食べていて腹減ってないらしいが屋台で巨大なフランクフルトを買って食ってた。肉汁たっぷりで色も人肌そっくり、かぶりつくぜきの姿はさながら18禁だった。
本当はみそかつやひつまぶしを食べようとのことだったが、もう計画はむちゃくちゃだった。大府のキンブルへ。リサイクルショップと新品だが難ありのもの、賞味期限の近づいた食品などが激安で売られている。ここで偶然スー軍団に遭遇した。何やらいろいろ買ってるみたいだった。店内は東南アジアやブラジル系の人たちでごった返していて勢いがすごい。楽しい。俺もいろいろ買った。お好み焼きも買って車内で食べようとしたがお箸がついてなくて、もらいに行ったが、「この状態でアルミを剥きながら食べるのが美味しいのに…」とおばはんに言われた。でも熱々なのでお箸をもらって普通に食べた。キャベツともやしが多くて美味しかったです。280円。
続く
岡崎ツアー2018③
ハイエースはフリちんさんとウープ君ともう一人ローディー(レインボーマンと呼んでいた。謎の覆面をかぶったいかついプロレスラーのような人でした)の三人を載せてひかりのラウンジへと向かった。能楽堂で使った機材をラウンジに搬入するみたいだった。残された我々は
能楽堂から徒歩15分くらいの中華料理店九州へ。狭い店内は満席で煙が窓からモクモク出ている。予約していたフリちんですと告げると去年と同じ駐車場を改造した宴会場へと案内してくれた。
机や椅子はひどいものだが味はとびきりうまい。麻婆豆腐、台湾ラーメンはとてつもなく辛かった。フリちんさんたちはリハで来れないとのことだった。
もうこの時点で心身ともに満たされ、暖も取れ、眠気が襲ってきた。でもこのあとまたアフターパーティ、「ウォルト・ディズニー」が始まる。もう行かないと。18人で狂ったように食べたが一人1100円程度?だった。安い。狂ってる。フリちんさんウープくん用用も買っていったがそちらは二人で5800円くらいしたらしい。(どうやら勘定がおかしいのでは…)
ラウンジ向かう途中、近くにキキの店があった…。が、完全に無視して
ひかりのラウンジへ。リハは始まっている。CDJが去年使ったやつと違っていて
USB対応ではなかったみたいで「あーもう終わった」ってなったがシャコタンのパソコンを使わせてもらいなんとか無事にいつもどおりにできた…
とにかく
いつも通りだった。
そのあとグレムリン筋肉のライブ挟んで
シャコタンマルウェアのライブでぜきと俺が客演。ティルマンスのラップ。シャコタンの新曲に合わせた高畑勲追悼絶叫トラップものを5曲くらい立て続けにやって、無事終了。
このライブがかなり楽しめたのは割とやりやすいのと、トラックが良かったから。あとは高畑勲以外のワードがあれば良かったな…
そして2階で仮眠を取らせてもらい、朝五時には出て行けと起こされ、
ラウンジに降りるとみんな疲れ切った顔してて何があったのかはよくわからないがなにかとてつもないものを見たようなツラをしていた。フロアの真ん中では全裸のウープが横たわり、かたわらには血だまりができていた。(うそ)
記念写真撮ってはいおつかれ、で、みんなそれぞれ散っていった。(ほとんどミュージシャンの人たちと会話してない。誰が誰なのか最後までわからなかった。)
そのままラウンジでダラダラし、おれは
八時になると散髪屋へ向かった
そのあと加藤さんを東名高速バス乗り場へ送って、おれらは寺に祈祷をうけに山へ向かったが、
どえらい混んでてやめた。
続く
岡崎ツアー2018②
少し時間を巻き戻しイベント終わるときのこと。
フリちんさんの閉会の辞で終焉を迎えた。会場には20人くらいがまだ残っていた。ステージ上のコード類がぐちゃぐちゃになっててカオスで誰の持ち物か判別するのが大変な状況、会場側が「マイクコードが足りない」と言い出し厄介なことになったがすぐに解決した。酒類厳禁なのに誰かが楽屋でスーパードライの空き缶を放置してたのを見つかって笹島が怒られてた。(そういえば演者でもないのに楽屋に出入りしてる人もいた。)
巨大なスピーカー、PA機材、すべて(かなり多い)をハイエース一台にぶち込む際にシャコタンが大活躍していた。このめんどくさい作業でいざというときに動く人、動かない人があぶり出される。
それまでむちゃくちゃ寒かった(体感温度10℃くらい)が動いたせいで暖かくなれた。そして徒歩で中打ち上げ会場の九州へ向かった。
続く
岡崎ツアー2018
土曜朝にギボン、ゼキ、シャコタンを拾って名神から草津で飯食って、伊勢湾岸を通って岡崎へ。ちょうど2時間半で着いた。2回目の岡崎。シビコ近くに車停めて飯屋を探した。味噌カツやひつまぶしを食べようという魂胆だった。シビコ店内は衣類を扱うオンセンドとかメキシカンジュエリーな店しか見つからず田舎の特徴のない潰れかけのデパートそのものでたまらずフリ珍さんに電話したらいつもの元気な声が聞こえてきた。「地下にスガキヤがあるけどおすすめではない」とのことでしかたなく歩いた。謎のクリームパンの行商でパンを買ってその代償に飯屋情報を教えてもらおうとしたが「ほっともっとしかないです」とのことだった。肩を落としたがすぐ近くにある亀屋という古びた喫茶店がありそこで遅い昼飯にありつけた。店内はヤニかホコリで茶色く濁ってた。そして工事中であり、糞尿の匂いが充満していた。下水工事なのか。とにかく
飯を食った。カツライスというものを頼んだが、トルコライス的なものかな?と思ったが普通にとんかつにとんかつソースをかけたもの、そしてサラダが出てきた。味は普通だった。糞の匂いのせいで若干糞のような味がした。食べながらライブの打ち合わせをし、店主のおばちゃんにもライブのことを教えたら「行きたいけど・・・仕事だから。でも楽しそうやね」的な断られ方をした。遅刻気味で能楽堂のリハーサルへ向かった。
電子音がすごい漏れていて否が応にもテンションが上がる。入り口にはスー笹島率いるスー軍団(中尾さん、ヌモトさん)が投げ銭箱を持って客に声をかけてせわしなく動いていた。そしてすでにオープン前なのに客席には客が15人以上は座っていた。イベントへの期待がひしひしと感じられてきた。震える。
見たことある人だなと思ったら加藤さんが客席にいる。わざわざ東京からやってきたみたいだった。シラフなのか何故かよそよそしく感じられた。他にも誰が誰なのかわからないけど関係者なのかそれとも客なのかいろんな「それらしき人」がたくさんうごめいてる。
楽屋に通された。いい部屋でここで小一時間寝たいなと思えるレベルの部屋だった。窓の外からドマよりこさんが手を降っていた。わざわざ来てくれたのか!すごい…
そして音チェックと舞台上の位置関係、マイクコードの長さなどを確認し、流れを一通りおさらいし、ライブが始まり、そして光の速さで終わった。ウープ君にも出演協力してもらった。良かったかどうかはわからないけど少しパチパチと拍手が聞こえたのでやって良かった。来てよかった。ライブ中足をくじいたのでこのときからずっとびっこを引いて歩いている。
僕らのあとも次々とライブが進んでいく。
げーむボーイと和太鼓などを使ったインスタ映えした世紀魔スリーさんには固定客がたくさんついていて彼らのライブ後にはどっと客が減ってしまった。
和太鼓の人が岡崎を中心に活動してる人らしくファンが大挙して押しかけてくるらしい。
俺の作った画像が巨大化されポスターにまでなっているのは興奮した。うまく色が出ていた。
ステージ横には松明(たいまつ)が燃えているんだけどガスの炎だからあまり温くない。岡崎すごく寒くてたいまつで暖を取ったりしていた。
ぎぼんは家庭があるのですぐに帰ることになった。
ライブはどんどん進み、山口軍団のトイレットステータスさんのライブが衝撃的に良くて興奮した。ラストはリルセガさんだった。一曲一曲を大切にしていて美意識感じた。
ライブ全て終わり、ハイエースに機材をぶち込んですべて終わった。
続く
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今週土曜は岡崎でこのイベント、
夜にはアフターパーティー?もある
お近くの方はぜひ…