フィッ子

ディナミによる日々の糞と屁の集積所

penifikko

3/2

 

アーティストフェア京都を見に行った。文化博物館の別館と書かれてたが全くポスターも何も貼られてなくて(貼られてたかもしれないが全く気が付かなかった。天神さんの展示のポスターはよく目についた。)焦って本館の方に入ってしまった。そしたら別館で合ってた。なんやねん。わかりにくい。ほんでホームページ見ても入場料についての記載もよくわからなくて、もしかして無料で入れる?とか思って向かったがトーゼンそんなはずはなく、千円(も)徴収された。後ろにベンツ社、島津、ワコール、ホリバがついてるんちゃうんかと。これくらいただで見せろや!とか思いつつ入った。

https://artists-fair.kyoto/#sp

(これのアバウトのページに小さく1000円と書いてあるな…こんなの気づかねえわ!)

 

中に入ったのが16時頃でしたがそこそこの賑わいでした。

誰も知ってる人は見かけず。
f:id:theyare:20190302213106j:image

ここ数年の流行りとして「平面だけどむっちゃ盛り盛りに絵の具を盛ってる、幾何学的なやつ」の絵がいくつもあって、流行ってるなあと思いました。それらの絵は決して悪くなかったです。キャンバスの裏から絵の具を押して鼻の角栓をにゅう〜っと出したような絵の人、角栓にむしょうに触りたくなったがそこは我慢しました。
f:id:theyare:20190302213257j:image

この人の盛りは特にやばかったが

どれだけ盛れるかが焦点となっていただけで

こうやって写真で見ても何もオーラは感じないが、実物は「おおー盛ってんなー」と声が出ました(うそ)
f:id:theyare:20190302213315j:image

この人は去年爆売れしてた人で何故か今年も「あちし、売れっ子っす」的な立ち位置で出展されてました(憶測)。人がやたら集ってて本人もその輪の中心にいてて「私が売れる前から〜」と本人が話ししてるのが聞こえた。もう自分はセルアウトしたという自負を持ってるんだなと感じた。


f:id:theyare:20190302213505j:image

これはつらかった。みんぱく以下。


f:id:theyare:20190302213523j:image

この人はホログラムのようなもこもこした絵でどうやってこの風味出してるのか謎。描かれてる内容はどうでも良くて、この質感と色の出し方だけが気になった。今後ずっとこのテイストで行くのか…。それもよきかな。


f:id:theyare:20190302220737j:image

こんな感じで他にもいろいろあったが去年と同じ足場組んでるパターンのやつでそれがまず手抜き。そして去年よりも「造形大」の人が多くて流行りをわきまえてるというかセルフ売り出し方に長けてる人が多かった。それは決していいことではないとも思う。(不器用な人はとことん排除される傾向にある。)

 

その後、京都新聞社の地下の印刷工場跡の第二会場へ。こちらは無料で見れる。無料で見れるということは「そういうこと」だと思う。去年の京都グラフィーの会場でもあったが、会場に負けまくってたのでした。今回はどうなのか。


f:id:theyare:20190302214547j:image

 

やはり会場が良すぎでした。

小林椋さんがいつもの格好で会場内にいた。作品はいつものやつだったが場所との親和性が良くなかった。ホワイトキューブで見ないともったいない。何年か前に見た前川さんの巨大なたこの作品もあった。南方熊楠の顔のやつ(?)だ。本人もいらっしゃる。アディダスベンチコート着てストリートを気取ってた。何も感じず。

寝泊まりしてる(っぽい)人もいてたが何も感じず。映像作品ディスプレイもいくつかあったが惹かれず。

あとは石橋義正の弟子みたいな女の巨大な映像作品とか。この人良く覚えてる。くどくてインパクトはあるが所有したくはないやつだ。グロテスクなベジータの映像とか漫才みたいなやつ作ってた人だ。

ほかに身体障害者の人の出てくる映像の作品の人。良くなかった。あと謎のダサいパーカーの展示、これはひどかった。みんな目をそらしていた。

会場が良すぎて作品の殆どは負けていた。

場所が悪い。

あと帰りにこのチラシをまじまじと見たが、デザインはミエノさんか知らんがなんというかひどかった…。見に行きたい!と思えるようなチラシじゃなく
f:id:theyare:20190302215706j:image

陰湿に感じたのでした。文字情報が多すぎる。あと謎のbna alter museumっていうの。これをアーティストフェアに絡めてくるなと言いたい。完全にぶれまくってる!
f:id:theyare:20190302220004j:image

会場をやたら増やしたがるのは行政系アートイベントの悪いクセだ。虚栄と達成感だけの、虚構の歴史を作ろうとしてるとしか思えない。

 

 

 

 

 

 

 

2/23

京都seedboxでやってるルドルフ

f:id:theyare:20190226002457j:plain


のフレイムという舞台を見た。ファックジャパンさんという怪優と少し前に人間座で見た福井さんという凄い印象的だった人が出るので中身はよくわからないまま見に行った。もちろん、いわずもがな、最高だった・・。箱も京都駅から徒歩五分圏内で便利すぎる・・。スワンで昨年やってたチームギリギリの浦野式ドンキホーテにでてた豊島由香という女優さんも出ててこの方もグッとくるいい演技してた。ファックさんは西田シャトナーを120キロにしてスキンヘッドにしたような人で最高のキャラ立ち。最強すぎた。帰りに醍醐の五大力さんいってこの日しか買えないという御札を買って帰った

f:id:theyare:20190223162621j:plain

醍醐寺は昨年の台風の影響で参道の杉林が更地になっていたのが悲しかった。あとゆずの北川が餅を奉納してるの気になってネットで調べたら北川の母親がやってるスピリチュアル新興宗教醍醐寺との金銭的つながりがあるみたいでした。上醍醐への道は倒木のため、未だ封鎖されているそうでした。

 

帰宅後、折り込みのチラシをぼんやり見ていて気になった劇団飛び道具の『短針』という舞台、2/24までとのことで翌日確定申告の後で見に行った。確定申告の会場は西大路五条下がったところで鬼混みだった。疲れた・・。確定申告は年末調整をしなかった年は自力でやらないといけないやつだ。自営業でもないのにこれをやらないといけないというのはつまり無職の証つうことだ。でも会社に属してて総務の人にやってもらうより自分で用紙に記入する方がこの申告の意味を理解できていいなとも思う。たまには確定申告やる方がいい。そのあと北大路の人間座へ。ここも混んでる。立命館のOBの人たちを中心に活動されているそう。どこかNHKっぽさのある密室人間ドラマでした。

f:id:theyare:20190226003925j:plain

時代考証的につっこみどころ多かった(服や髪型など特に)が、良く出来た話だった。小道具の配置がうまかった。演劇は一度見に行くと芋づる式にあれやこれや気になるので沼だな・・

 

 

メイジアム見てきた感想

ブログを再開します

f:id:theyare:20181204181008j:image

f:id:theyare:20181201155407j:plain

12/2

 

午後から少し気になってたメイジアムを見に行ってきた。小松君の割引価格で3000+ドリンク500円で3500円という話だった。それでも高い。寺は河原町駅から徒歩ですぐだった。寺のエントランスで「4000円になります。」と言われ、おれは「え?3500じゃないの?」と思ったが気が弱く何も言い返せずに言われた額を払った。無職にはつらい額だ…。受付の男女は騙すような感じでもなく只々涼し気な顔をしていた。寺に入ると右手に宇治の製茶屋が暇そうにしていた。靴脱いで上がる方式でふちふなさんがライブやってた。おれは靴脱ぐのがだるいので立って少し見た・・。いつもの震えるような渕上さんの歌声でした。すぐに飽きてアバンギルド行ってテンテンコさんを見た。(三秒くらいでなんとなく全体像は見えた)なんだか思いのほか混んでて焦った。すぐにオクターブへ。小松君がおれを見つけてくれたのだがおれはすぐさま「割引だと聞いてたのに主催者側に4000円払わされた!」って守銭奴根性丸出しで抗議したら彼は「ほんまですか・・」と哀れみの表情ですっと千円を手渡してきた…。(おれは無言でうなずき、千円をポッケにinした。)この日は温かったがオクターブは満員でとんでもない熱気だった。音もやたら柔らかくていいなという印象だった・・。何個か見てすぐ飽きて再びアバンギルドに移動してソイビンさんことおそいさんに挨拶してきた。(おそいのお店は今後なにか動きがあるのかもしれないとの話を聞いた。おそいの灯篭を作って送らないといけない・・。)テンコさんにも勢いで握手してもらった。むちゃくちゃ手が小さくて「こういう小さな人がこの世にいるんだな」と思った…。アバンギルドは毎度だがあの三階のエレベーターが開いたところにライブ出演者が座ってイキってる感じが腹立つ。睨むしかなかった。おそいdjいいハウスかかっててフロアに外人の女2人がノリノリでチーク踊っていた。それがだんだん激しくテクノになるにつれてフロアに人が増え、ギュウギュウになって最後は外人女二人は「oh...boy」って言いながらフロアを追い出されて逃げていった。そのあとズビズモを見たが蛍光灯の人はいつものお決まりの感じだった。(すぐに飽きた。)初見の人は見ると興奮するが1度見るともう飽きる・・。今回はゴンゾの人も出てたのでまだなんとか見れる感じだった。音よりも身体性で押し切ってたがフロア混みすぎててすぐに(5分で)退却した。(この後もずっとオクターブとアバンギルドの往復、あとはリカマンにも何度も足を運んだ。)オクターブでアンチボを見る。吉田寮の時より熱量低く、やはり年に何度も見るものではなさそうだ。すぐに飽きた。その後小松君のライブを見た。うるさくて圧巻だが多分表現したいことの半分くらいしか表出してなかった気がした。音の分離が悪かった。そのあとアバンギルドにep4を見に行った。エレベーターでエガイツさんと乗り合わせて「うわー芸能人だ」と思って思わず話しかけたがおれは何もエガイツさんの知識がなく、「ヤーディー書かれた方ですよね?」って言うと「え、ヤーディ読んでくださったんですか!」と目を輝かされたのだがおれは読んでなかったので何も返せず心苦しかった。(むやみに興味本位で芸能人に話しかけるもんじゃない。)ep4的なやつはいつも通りだった。音は粒立ってて不思議と疲れなかった。客は早く終われーという気持ちだった。音には飽きてたが何とか15分くらい耐えた。そのあとも何個か見たけど感想は大したことなかったので書かない。

 

全体としてライブサーキット、ライブショーケースの様相だった。「DOMMUNEを好きな人が実体験できる場」みたいな感じだった。リカマンが近くにあるのに酔ってるやつは少なかった。しらふで聞けるものじゃないのに。帰るときにワットマンに見つかり「あれだけメイジアムのことディスってたのに何で来たんですか」といわれたが、どんなもんか目撃だけしておきたかったんです。しょうじき定価五千円だと行く気はしなかったし、あの暗いフライヤーと時代錯誤的な煽り文は萎えた・・。前売りの販売方法もイープラスとraだけでよくわからなくて不親切だった。アディダスが協賛してるのになんでこんなに高いのか。ドリンク込みで3000円にしてほしい。そしてもっとでかい箱(パルスプラザとか)で気持ちよくどかんとやってほしかった。移動する間に緊張の糸が途切れるのはだめだ。集中力が持たない。お客さんの話し声とか聞くと標準語の人が多くて京都の若いヤツが見に行ってる感じが無かった。物販で買ってる人もほとんど見なくて「フェスには客が入るが商品は売れない実態」が垣間見れた。壁際に田中裕二がいる!と思って近寄るとオパールさんだったり、やたらデカイやつがいるなーと思ったらジャップカサイだった。あとは桂のゆうさん。孤独なりにライブ鑑賞に集中できた。でも来年あっても行くかはわからない。

 

 

 

 

身銭切り切り人